徒然日記@転職モード

30歳代前半 転職のセミプロ

4日目:タイ現地採用からの帰国

タイ現地採用を経て日本帰国を考える時。

タイに来て5年弱。時間が過ぎるのはあっという間だった。

気付けば髪の毛も薄くなった。。。

友達にはタイに来た頃と同じだと言われた。深く傷ついた。

 

タイ現地採用者が日本帰国を考える理由は無数にあるだろう。

今日は僕自身の考え方を伝えたい。

 

タイは本当に住みやすい国だ。タイに住む現地採用は大多数が同意見だろう。

生活費がとにかく安い。僕の住むコンドミニアムは東京で言うところの

東中野か初台のエリア(個人的主観)。プール、ジム、サウナ付き、50階超え

の高層タワマン、屋上には全面ガラス張りのラウンジがある。

僕の部屋は28階。間取りは1LDKで50m2弱。お値段なんと約63,000円/月。

以前は同じ建物の47階に住んでいたが約90,000円/月。

 

コロナの影響もあり、コンドの賃料も以前と比べると2-3割引も多い。

僕の今の部屋も元々8万円位で貸し出されていたが賃料が安くなったので移った。

 

"その代わり、現地採用は給料も安いでしょ?"と思われるが、

僕の年収は約700万円、手取りで約600万円だ。お分かり頂けただろうか。

タクシーの初乗りが約115円の国でタイ飯なら1食100円の国でだ。

 

"でも年金とか大丈夫?"と言われるが、

それは大丈夫ではない。日本では住民票を抜いているから払っていない。

ただタイでは、Provident Fundというのがあり、給料の8%を拠出し、

会社も給料の3%を拠出してくれ運用してくれる制度がある。

(料率は個人のは自分で決め、会社の方は3-5%が一般的)。

もちろん年金とは違い、確定拠出年金に近いものだろう。

 

"医療保険は?"

会社の保険は十分ではないので個人でも加入している。費用は年約10万円。

入院した場合は完全個室の高級病院に入院が出来る、はず。

 

日本のようにセーフティネットが不十分な国なので自分で将来設計する

必要はあるが、それが出来る人には間違いなく悪くない。

 

しかし物足りない。「Stay Hungry. Stay Foolish.」の思い。

仕事面での成長環境を考えると20代、30代で長くいる場所ではない。

のんびりした文化と性格。競争心がない国民性。「約束」という言葉の軽さ。

首相が発言した内容でさえ平気で撤回・変更、延期の繰り返し。

 

タイで2社しか経験していないあくまで主観であり僕の会社の話し。

ただ僕が帰国を考える重要なファクターだ。

 

20代はいろんな経験をしたいと違う業界や違う国・タイに挑戦した。

タイを拠点にASEAN全域の営業やマネジャーとしての経験もさせてもらえた。

30代はプロフェッショナルとして成長出来、かつ実績を出せるような

キャリアを積んでいきたい。そのために日本に帰国したいと思う。

 

BYE